イーストウッドⅢ
本日のタイトルも全米を泣かす
破壊力を持ち合わせておりますが
そうではございません。
そうです。引き続きパン作りにハマっております。
今日は妻の友人が遊びに来てくれるとのことなので
ちょうど昨日大量に作ったラタトゥイユがあるので
それにしようと。
それにはパンが合うから今日も焼こう
という事になったのでした。
まさかの3日連続のパン作りです。
まるで親の仇のようにパンを焼いているので
レシピはもうばっちり頭の中。
何も見ることなく作業開始です。
強力粉 160g
薄力粉 40g
砂糖(三温糖)20g
塩 6g
オリーブオイル 25g
ドライイースト 7g
卵(少々泡立て)1個
冷水 卵とあわせて140gになる量(卵が40gの場合100g)
を電子はかりにホームベーカリー(以下HB)の型を載せて
量りながら入れていきます。
今回は砂糖を10g程入れすぎました。
まっいっか!
スイッチポチ!
ガーゴーガーゴ―(HBが撹拌を始めた音)
猫「?」
我が子「?」
もうすぐ10ヵ月になる我が子は
ハイハイの出来そこないのような方法で
床を縦横無尽に動き回ります。
HBにも興味を持ち
ハイハイの出来そこない
見た目的には6~7割ほどはハイハイなので
「ハイハ」としておきます。
ハイハでHBに突進しようとします。
それを引きずって遠くに置きます。
またHBに突進。
引き離す。
を繰り返すこと数回。
育児にはリピート動作が多いです。
撹拌もひとしきり終わり
発酵段階に進んだようで
音がやみました。
するとHBの存在も忘れ
平和な時間が訪れました。
と・こ・ろ・が!
「ピーー!」
というアラーム音が鳴り響きました。
ふと目を離したすきにハイハで突進したうえ
HBのボタンを押してしまったのです!
押されたボタンはストップボタンでした。
よりにもよって。
しかもこのHBは途中からの再スタート機能はなく
また1(撹拌)から作業の始まりなのでした。
orz
気持ちよさそうにのんびり発酵していた立派なパン生地が
突然たたき起こされて撹拌にさらされているその様は
まるで濡れ衣冤罪で拷問を受けているかのように見えて
申し訳ない気分になりました。
そんなこんなで2時間45分が経過。
撹拌→発酵→焼きの工程のはずが
撹拌→発酵→撹拌→発酵→焼き
と無駄な工程を経て出来上がったパンは
一昨日のイーストウッドがフラッシュバックさせるには
十分なフォルムで我々の目の前に現れました。
「まあカッチカチではないな、切ってみよう」
ナイフ「スー」
「これはっ!」
ふわっとかおる三温糖の甘い匂いと
キメの細かなその断面は十分に
失敗ではないよ!
という説得力を持っています。
僕の好きな、固めでキメの粗いパンとは
少しタイプは違いますが
これはこれでアリ!
と全員が思える出来にはなっており
色々材料の配分を変えて
実験的にパンを作りたくなるような
機会を与えてくれました。
我が子よ、グッジョブ!