常識を疑い続けることへの疲労
まだ一歳にも満たない我が子と
毎日接していて思うことがあります。
次の数十年を生きていくこの子が
生きていく世の中は
今と陸続きであるだろうか。
という強烈な一点です。
戦後の爆発的な人口増加の
全く逆のことが起ころうとしている
次の数十年。
僕は普段から何が起きても
驚かないという気概を持って
過ごしているつもりです。
そんな僕でも日々
世の中に驚かされてしまうことが
まあまあの確率で起こるのです。
いいことも、もちろん悪いことも。
常識という自分以外の人が決めたルールに
何の迷いもなく従う人がいますが
「それってちゃんと自分で考えた?」と
少し危うく見えてしまうのです。
黄昏に泣く
3日違いの子供達
今日は久しぶりに
同じ年の子連れ夫婦が遊びに来てくれました。
妻同士、同い年
夫同士、同い年
子供、3日違い(うちが3日遅い)
と共通点が多く、何かと縁を感じます。
まず夫同士が知り合い仲良くなったのですが
そのきっかけは共通の知り合いの結婚式の準備で
僕は新婦側、彼は新郎側友人として
共同で2次会の幹事として知り合い
意気投合し今に至ります。
お互い3歳年上の相手と知り合い
同じタイミングで結婚し
3日違いで出産したのでした。
そうすると自然とその後の付き合いもしやすくなり
お互いの家に行き来したり
2家族でどこかに出かけたりと
同じ時間を楽しく過ごしています。
そんな友人家族が来てくれれば
もう楽しいに決まっています。
お互いに子育てその他の
近況報告をし
面白おかしく話していたら
いつの間にかお別れの時間になって
帰ってしまったのでした。
自分に正直な人ほど嫌われるという理不尽
協調性至上主義な昨今。
自分を貫き通そうとするには
相当な覚悟を要しますね。
かくいう僕も居合わせたコミュニティによっては
自分に正直でいられますが
ひとたび関係性の薄い人たちの輪に入ると
途端に貝になります。
その場に応じて自分を貫くことと
周囲に合わせること
いつしか、そのバランスを見極める
という非常に厄介な癖を身につけてしまっていたのです。
個人的にはまっったく必要のない
むしろ恥ずかしいとすら思える癖ですが
割と大衆にまぎれている時や
労働中などは、割り切って
うわべだけ周囲に合わせることが
できるので、不本意ながら重宝しています。
ただ、どんな場面でも自分を貫き通せる人がいて
その人たちの結果はどうあれ
僕はただただ羨望の眼差しを向けることしかできないのです。
思えば僕は、精神的に極度な面倒臭がりで
揉め事などは先回って回避します。
一番回避すべきは「自分を曲げないこと」より
「揉めないこと」
なんたる弱腰精神でしょうと自分でも呆れ返ります。
ただこのスタンスは嫌われることのリスクを
極限まで減らします。
なぜ自分を曲げない人が嫌われるのでしょうか。
その正体は「嫉妬」です。
自分にできないことをやっている
人に対する嫌悪感です。
みんな我慢してるんだから
あなたも我慢しなよ。
と。
声なき声は言います。
いわゆる同調圧力
日本人が愛してやまないこの圧力。
それこそが世にはびこる「しんどさ」の
正体と気づいた時
この理不尽が自分のエネルギーだけで
片付けられるようなレベルのものでないと
自分の無力さに苛まれることになるのです。
と肩を落としてたところで何も始まらないので
将来この記事を消去できるよう
生き方を模索し続けることとしましょうか。き
作品と作者のパーソナル
漫画家の須賀原洋行さんが好きで
昔から作品を愛読しております。
普段から日常的に漫画を読む生活を送っておりますが
読み方にどうもムラがあり
話題の作品を読んでみたり
サブカルに傾向してみたりと定まりません。
そんな中、普遍的継続的に読みたくなる
作家のうち一人が須賀原洋行さんです。
そんな須賀原さんがtwitterをやっているとの
情報を得たので、早速フォローしました。
ずいぶん昔からやっているようですが
ここ最近、フォロワーとの議論が
白熱することが多いように思います。
作品を読めば
なんとなくそんな人かなあと
予想をしていましたが
確固たる自我が根底にあり
そこが絶対にぶれない強靭さを持っている。
故に嘘がつけない
周りの空気に流されない。
なんとなく孤高の人という
印象そのままの方でした。
僕は作品と作者のパーソナルというものを
割に切り離して作品を楽しめるので
今回垣間見た白熱の議論と
その決着のさせ方を目の当たりにしても
変わらず面白く作品を楽しめそうですが
議論の内容が、体臭についてという
極めてセンシティヴな事柄の核心を突く
事柄だったので、少しの間波乱を呼びそうです。
同時に今後の動向にも
引き続き要チェック必須なのでした。
善意を悪意に変える方法
AIの進歩が目覚ましい速度で進む昨今です。
様々なことが人間の手を煩わせることなく
自動化されることを想像すると
ワクワクが止まりませんね。
世にはびこる数々のストレス要因。
それらを担っているのが人間だということが
社会全体を覆っている
慢性的なしんどさの正体だったりします。
そんなしんどさを一掃してくれるのが
ロボットでありAIであることを疑う人は
絶滅危惧種の自覚の芽を発芽させた方が良いでしょう。
そんな全人類のミカタ、AIですが
ちょいと怖いのがウイルスです。
全力の善意を、いとも容易く悪意に
逆転させてしまうことでしょう。
今でさえ、完全に駆逐など
夢のまた夢のオハナシなのに
AIになったからといって
対応できるとは大抵思わないのです。
慢性的なしんどさが晴れれば
ハッカーたちの悪意も晴れるのでしょうか。
悪意を持つ人々の根元が
しんどさに起因するものと願うばかりです。