仮想通貨というネーミングセンス
ここへきてビットコインの高騰が止まりません。
文字通りバブルといったところでしょうか。
我々1985産まれ組は、バブルのバの字も知らずに
育ってきた世代なので
予期せぬところでバブルに遭遇でき
あの頃は現実の世界でこれが起きてたんだなあ
と、バーチャルを眺めつつ思いを馳せています。
ビットコイン含め仮想通貨と呼ばれるものが
多く開発されつつある昨今ですが(暗号通貨とも)
現実の通貨の起こりも、十分仮想だろうと思うのです。
物々交換が主流だった取引がいつの日からか
貝(諸説あり)になり、それがゆくゆくは紙幣などに
進化していったという経緯ですが
物々交換でなくなった瞬間に、立派な「仮想」になったと思うのです。
昨日まで
「この米とその肉交換しようぜ」
今日から
「その肉欲しいけど、今米ないからとりあえずこの貝でいい?」
みたいな会話があったのかなかったのか知りませんが(おそらく後者)
大まかな流れは大体あってるかと思います。
昨日まで無価値だったはずの貝がらに価値を持たせるって
いくらなんでも暴挙すぎでしょ。
その仮想の概念を、デジタルまで進化させて
今更仮想通貨と呼ぶことに対して
違和感を持たずにはいられないのです。