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脱力系、猫と育児と栽培(水耕、プランター)と日々の思いをつらつらと

文化の慣性の法則

土用の日にうなぎを食べるなんてことは

生まれてこのかたやったことはないけれども

何やらスーパーの鮮魚売り場近辺の雰囲気で

毎度気づかされはします。

 

かといって近づきはするものの

値段を見て、高いね〜などと

茶を濁し、売り場から離れることが

一連の流れとして定番化しています。

 

今回も恐らく過ぎましたが

先日土用の日を迎えました。

毎度おなじみスーパーの鮮魚売り場

近辺のざわつきによって気がつきました。

 

数年前からでしょうか。

うなぎが絶滅危惧種並みの扱いを

受けているなあとは何となく

気になっていました。

 

何でもうなぎの稚魚が確保できないらしい。と。

その昔、学研的な知識得れる系雑誌によって

うなぎの生態は未だ解明されていない。

という事実を知ってはいましたが

時は過ぎ、あれから20年近く経過しました。

さすがにもう解明されたかな?

なんて思っていましたが

何とまだ解明されていないというではないか。

何やってるんだ人類。

 

カメムシが臭すぎてその生態が明かされないとは

わけが違うではないか。

うなぎは美味しいんだ。

僕も割と好きなんだ。

もうちょい値段が下がれば

定期的に食べたい食材であることは

間違いのないことなんだ。

 

と息巻いてみても

解明されていないことには仕方がありません。

 

そこで、疑問があります。

土用の日にうなぎを食べちゃえる人に対してです。

 

絶滅危惧種ってそんなやたらと

食べちゃえるの?と。

何で?美味しいから?土用の日だから?

文化だから?今までやってきたから?

絶滅危惧種って知らないから?

 

僕にはうなぎが絶滅危惧種である事を

判断する事はできません。

調べる事もしません。

割とどうでもいい部類だからです。

 

ただの土用の日に対する関心の低さに起因した

鬱屈した考え方かもしれません。

 

ただ、僕個人としましては

長年続けてきた文化よりも

優先すべき事はある気がしています。

 

※僕は平賀源内は好きです。

(四国にある記念館に行く程)