PPPCC

脱力系、猫と育児と栽培(水耕、プランター)と日々の思いをつらつらと

G襲来

先日取り逃がしたであろうGが

再び我が家を襲来しました。

 

連日の引っ越し疲れもあり、食後に

ビーズボールを枕に心地よくうたた寝をしていると

突然、先のスプレー泡タイプ台所用洗剤を片手に持った

妻にたたき起こされたのです。

 

また出たよ!と。

 

妻の片手で全てを察した僕は

(「お前が退治せんかい」という妻の意思まで含)

寝起きの勢いでGに突撃しました。

妻より受け取った洗剤を手に。

 

およそ5歩で現場にたどり着いた僕は

そこで息をのみました。

 

「で、デカい。。」

 

4センチほどはあろう漆黒の玉が

事もあろうに天井伝いでこちらに突進してきます。

 

もうやるしかないと覚悟を決めた僕は

スプレーを構えました。

熊と対峙したハンターよろしく

至近距離まで距離を詰めます。

 

なんでもハンターは

弾の充填時に襲われてしまうのを避けるため

一撃で仕留めるのがセオリーで

熊と対峙した時はぎりぎりまで距離を詰め

急所である脳天を打ち抜くのだとか。

 

おぞましく突進してくるGめがけて

スプレーを噴射。

 

見事命中したと同時に

翅を広げ飛行に切り替えたようです。

 

がそこは洗剤の勝利

うまく制御できずに床に落下。そこにあった紙袋の下に潜り込みました。

 

ここで我々の騒ぎを聞きつけてやってきた

猫たちが紙袋下の監視を買って出てくれました。

 

まさに猫の手も借りたい瞬間に

駆けつけてくれた愛猫2匹を

我ながら誇らしく思います。

 

持久戦に持ち込もうとするGにしびれを切らし

ありとあらゆる隙間にホイホイを設置して

就寝したのでした。

 

朝起きて1階に降りてみると

昨夜洗剤まみれにされ

命からがら逃げ延びたGが

出てきた瞬間不運にも発見され

2匹の猫におもちゃにされ

疲労困憊でよたよた歩きで床を

旋回するように動いていたので

水洗トイレから逃がしてあげたのでした。