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脱力系、猫と育児と栽培(水耕、プランター)と日々の思いをつらつらと

ハナシの話

突然ですが(いつも突然ですが)

僕には永久歯がありません。

医学的に先天欠損歯と言います。

 

ありませんっても

全部ではありません。

確か2,3本ありません。

それによる不便もありません。

 

強いて挙げれば

虫歯になれないプレッシャーが

人一倍あるということぐらいでしょうか。

 

そう。そのお陰もあって

僕には虫歯もありません。

現在だけの話ではなく

産まれてこのかた、虫歯になったことがありません。

 

小学生ぐらいの段階で

この先天欠損歯は判明していたので

虫歯になれないというプレッシャーは

ひしひしと僕の肩に、重くのしかかっていました。

 

その重荷を背負い

健気なほどに毎日丁寧な歯磨きに勤しみ

現在の健康的な口腔内を手に入れたのでした。

 

この先天欠損歯ですが

産まれ年が新しいほど

発生率の増加傾向が見られ

原因も不明となっておりますが

単に本人が気づいていないだけ説を

声高に提唱したいところです。

 

だって自分の歯が抜けた本数なんて

誰も正確に数えていないでしょう。

僕の実家は古い文化を大事にする家庭だったので

上の歯が抜けると縁の下

下の歯が抜けると屋根の上に投げる

という古くから伝わる奇怪な風習を

リアルに守り続けており

例に違わず僕もそうしておりました。

そんな僕でも上の歯が何本抜けて下の歯はこれで何本目だ

なんて数えてなんていませんでした。

 

僕はレントゲンで判明しましたが

その時期にレントゲンでも取らない限り

乳歯の下に控えている永久歯が

全て揃っているなんて確認は出来ないと思うのです。

 

実際は色やサイズが違うから乳歯と永久歯は

見分けることができるそうですが

素人目にそれを区別するのは

簡単ではないことでしょう。

 

データをきちんとした数字で出したい気持ちは

痛いほどわかります。

ただ、調べ方など昔から同じ方法で統計を取っていたかなど

調査方法に疑問が残ります。

最近増えてきたというと注目を集めやすいから

などとこじつけで統計を発表することが

多い気がして疑心暗鬼になってしまうこの頃です。