PPPCC

脱力系、猫と育児と栽培(水耕、プランター)と日々の思いをつらつらと

夫婦の食卓

昔から、親の厳しいしつけにより

好き嫌いなく何でも食べる習慣を

会得しておりました僕でした。

 

そのため偏食家ではないと自負がありましたが

結婚を機に、偏食家の自覚を持たざるをえなくなってきました。

 

嫌いな食べ物は特別ないのですが

好きな食べ物ばかり食べていることに気がついたのです。

しかも、味に変化を求めず

毎食同じものでも飽きずに食べてきた

一人暮らしを経ているので

極力料理に労力をかけたくないという意識があり

それを妻にも強要してしまっていました。

若干今もです。

 

そんなある日、妻がキレます。

やってられるかと。

野菜も食わせんかいと。

好きな料理させんかいと。

 

ごもっとも。

グーの音も出ません。

 

その日を境に、徐々に妻に食のルールを

任せるようになりました。

 

今では、夫婦間お互いの最大限の譲歩として

胡瓜or大根の漬物(バリウマ!)が

副菜として食卓に登場するようになりました。

 

これは、ポン酢大好きな僕に合わせて

塩もみした胡瓜or大根を

ポン酢、醤油、麺つゆ、塩昆布、鷹の爪に

浅くつけたシロモノなのですが

無意識に箸が伸びるウマさで

ポリポリ箸休め的に食べてしまいます。

僕が作ってもあの味になりません。

文字通り胃袋を掴まれた構図になってます。

悔しいです。

 

かくして、あまり気にしていなかった

野菜の摂取量も格段に増え

健康にいい食生活を送れています。

 

予防医学が叫ばれて久しい昨今。

自分達の体は自分達で管理する。

という至極当然の事に気付かせてくれた妻に

今日も感謝が止まりません。