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脱力系、猫と育児と栽培(水耕、プランター)と日々の思いをつらつらと

左利きの危機

僕は左利きとして産まれてきました。

 

それが先天的なのか後天的なのかは

科学的に証明がなされていないらしく

表現が正しいのかはわかりませんが

やたら厳しく右利きに矯正させられたヘビーな思い出があり

(思い出が重いで)

感覚的には左利きとして産まれてきた

と思っておるのです。

 

そんな矯正されたなんちゃってレフティーですが

親が矯正できるのはあくまで文化面どまり。

運動面は左利きを保っています。

僕らの年代(1985年産まれ)までは

このケースが非常に多いイメージがあります。

親の涙ぐましさよ。

 

今になって思うのは

ありがた迷惑だったという一点に尽きます。

 

本人が左の方がやりやすいと思っているのに

右利きにさせる。

なんたる愚行。

ちょっとした人権侵害とまで思ってしまいます。

子供を思って、良かれと思っての行動なんでしょう。

 

確かに左利きなりの生き辛さはあります(断言)。

それは全体の9割が右利きの社会で

マイノリティーである左利きへのアゲインストは

想像を絶するでしょう。

 

まあそんなに一つひとつは大きくなく

小さな障壁が幾つも点在しているというイメージですが。

 

ただそれも、常に予期せぬことが待ち構えている状況が

デフォルトだと思っておく癖がつくので

思考の瞬発力が鍛えられます。

 

なので左利きは

後先考えない行き当たりばったり

ことが起こったときに考えるタイプの人が多いです。

 

僕はそんな人に憧れを抱きます。

そして我が子にもそうなって欲しいと強く思います。

 

左利き先天説、後天説。

二分化されている現在ですが

我が子に左利きになって欲しい僕は

後天説を信じ

左側を優先的に使って欲しく思い

おもちゃなどを渡す、拾うときなどには

なるべく左側に置くようにしているのです。

 

自分がされたように

矯正してまで逆利きにはなって欲しくないので

あくまで本人が快適な利き腕になる

手助けを心がけています。hi